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平成30年度 職場内集合研修(10月No2)

スタッフブログ 2018年11月09日

当施設では、年間計画に基づき各種研修を実施し、職員のスキルアップに努めております。

      

今回は、職場内集合研修「リスクマネジメントセミナー」の様子をご紹介します。外部講師をお招きし、以下の内容で実施しました。

  

〇日 時 平成30年10月30日(火)14:00~15:30

〇場 所 施設2階食堂兼機能訓練室 

〇参加者 介護部・看護部・栄養部・事務部職員 20名

〇講義テーマ 「誤えん事故の防止対策~誤えんリスクの軽減と発生時の対処~」

〇講 師 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 福島支店いわき支社 矢内浩貴様

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 講義では、リスクマネジメントの基礎知識、摂食・嚥下機能の仕組み、誤えんの原因、事故発生時の対処、誤えん性肺炎などについて学習しました。

また、誤えん事故の判例、その他の事故事例をご紹介いただき、過失認定の基準などについて、大変参考になるお話をうかがいました。

 

矢内先生には、いつも聴講者が参加しながら学ぶことのできる研修内容を工夫いただき、大変ありがたく思います。

「YESでしょうか、NOでしょうか、どちらだと思いますか」

先生の問いに、職員は迷いながらも手を上げます。先生が正誤を発表すると、その場は「うわーっ!間違ってたぁ!」「当たったぁ~!」と盛り上がります。

職員は興味と関心をもって研修に臨むことができます。

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今回は、参加した職員の研修報告書から「学んだこと・感想・今後の課題」をご紹介します。

 

介護支援専門員 Oさん

<学んだこと>

「人は誰でも必ずミスをする」ことを前提に、ミスを含め事故原因の除去に重点をおいて考える。完璧な事故防止活動をしてもすべての事故は防げない。介護は「人が生活することを支援する仕事」なので人が生活することに伴うリスクがある。事故の大きさで決めるのは×。評価の基準は、やるべきことをやっていたか、いなかったかということ。

<感想>

誤えん事故について、嚥下状態の確認・正しいポジショニング・姿勢がとても大切で、いろいろな要因が重なって誤えんにつながることを再認識しました。誤えん事故につながるさまざまなケースも知ることができました。これらをしっかり理解し対処していけるように日々知識を深めていきたいと思いました。

<今後の課題>
ケアマネジメントにおいて、食事時の利用者様の姿勢保持や飲み込み状態の観察確認、食事の形態などで誤えんリスクをなくすという意識付けをしっかり実践していくこと。

 

管理栄養士 Oさん

<学んだこと>

介護の世界において事故ゼロは不可能。事故防止活動は職員が個人で取り組んでも効果は上がらない。組織で取り組み事故防止の仕組みを作ることが重要。

防ぐべき事故(施設に過失のある事故)はやるべきことをきちんとやれば防ぐことができる=ゼロ可能

<感想>

誤えん事故は管理栄養士にも大きな責任が生じる。しかし摂食嚥下の知識は一般的なレベルで私たち栄養部の課題の一つでもある。現状、カンファレンスの検討結果に基づき、試行錯誤する職員とともに食形態を細かく変え対応するものの、その情報伝達が混乱することがある。また、栄養士はきざみ食の怖さを知っているからこそ食形態を簡単にさげたくないという思いは非常に強く持っているが、ここで職種間のすれ違いがよくおこる。事故発生に苦しむのはご利用者様であることを忘れず、栄養士としての意見をはっきりと伝えていかなければと思った。

<今後の課題>

まずは食事の際のラウンド時に流れでみるのではなく、立ち止まってよく観察すること、そして講義終了後の他職種とのやり取りで、きざみ=誤えんというイメージはなかったと聞き、私たちが当たり前にもつイメージが職種間では異なることを知ったため、一つの意見として声に出すことの必要性を強く感じた。また、「事故のリスクを考えるとできない」「でも食べてもらいたい」という栄養士としての日々の葛藤があるが、嚥下困難者用食品などを積極的に取り入れることで、少しでも家庭での食環境に近づけていけたらと思っている。

 

施設ケアにおける、ケアマネジメントの核となる介護支援専門員、栄養ケアマネジメントの核となる管理栄養士という立場からの「思い」「意見」をご紹介いたしました。いずれの職員も、本研修受講から日々の業務を振り返り、思うところがたくさんあったようです。

 

ご利用者様の「健やかな、穏やかな」暮らしについて一人で考えるのではなく、知識を増やし皆で考えていく(これを多職種連携といいます)、このことを職員一丸となって実践し続けてほしいと思っています。

 

今回の研修でも、得るものがたくさんありました。

この学びをご利用者様に還元できるよう、日々努めてまいります。

 

矢内先生、お忙しい中ご講義を賜りありがとうございました。

 

施設長 吉田

 

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