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令和4年12月28日 福島県老施協方部別研修会(相双支部)参加

スタッフブログ 2022年12月28日

令和4年12月28日 福島県老施協方部別研修会(相双支部)参加

福島県老人福祉施設協議会主催の方部別研修に介護職員が参加しました。
少し前の研修になりますが、ご紹介します。

【日 時】令和4年11月20日(日)13:30~16:30
【場 所】特別養護老人ホーム リリー園
【テーマ】介護技術研修(ポジショニング・トランスファー)
【講 師】一般社団法人ふくしまをリハビリで元気にする会 理事長 岡本宏二氏
【参加者】介護職員 吉田 裕実
【目 標】〇ポジショニングやトランスファーの技術を習得する
     〇福祉用具を選ぶポイント、安全な移乗方法について学ぶ
【学びの内容】
○まず介助を行う上でQOLとADL のどこを要素としてみればよいのか。
 基本動作(寝返り・起き上がり・座位・立ち上がり・立位・歩行)が出来ていれば拘縮は起こらない。日常の介護の中にこそリハビリはちりばめられており、拘縮予防になっていることに気付くことが大事。体位交換や離床、移乗などいろいろな姿勢を取ることが拘縮予防に繋がっている。基本動作をどこまで行なえるのか見極めることが大事、先生やリハビリの先生の指示を100%正解だと思わず、出来ることを無理せず行なって行くことが大事である。
○岡本先生の担当施設でのビデオを観ながらトランスファーについて学ぶ。(実技実施)
病院の先生の指示で「移乗は全介助」の利用者様であったが、「おじぎ」と「握手」が出来るため、試しにL字柵を用意しベット⇔車椅子の移乗を行ったところ、一部介助で移乗が出来た。介助者の負担軽減にもなるが、利用者様の負担軽減にも繋がる。
 利用者様は介助される際に、恐怖心があるから身体を固くし余分な力を入れてしまう。その余分な力が介護者にとっても負荷になっている。相手の(利用者様)の力を利用し、力を分散させることが大事である。介助者も、利用者様の身体に密着し、脇を締め、中腰のままで体をひねるのではなく、背中を伸ばしてから移乗すると腰への負担が軽減される。
○用具の選び方について
・座面圧測定器を使用し、普段どこに圧がかかっているかを体験した。
・三種類のクッションを使用しどのように圧が分散されているか体験した。
・クッションは高反発の物が望ましい。低反発だとしなってしまい圧が分散されにくい。
・高反発の物でも、長時間使用していれば同じである。
・正しい姿勢とは何か。背筋を伸ばし足を揃え、顎を引く姿勢がよい姿勢と一般的に言われているが、そのような姿勢も長時間は保てない。人は疲れればお尻を動かしたりと身体を動かし無意識に除圧出来ているが、利用者様はそれが出来ないため褥瘡や皮膚トラブルに繋がる。どんなに高価な良い用具を使用しても適度な除圧や圧の分散が行えていなかったら意味がない。どこに圧がかかっているのか、どこの圧を分散させたいのかを考え、それに合った用具を使用する。(実技実施・除圧クッションの作成)
・拘縮のある利用者様の用具について。
・身体のねじれを予防する。下肢の拘縮で膝が曲がりねじれがある場合は、芯のあるクッションを使用するとよい。(実技実施・クッションの作成)
・ベットに芯の入ったクッションをつけ固定する事がポイント。芯のあるクッションを使用する事で安定感があり、利用者様の力が分散される。程よい固さ、厚さをポイントに利用者様にあったクッションを使用する。
○自分の施設にはそのような用具はない、など無い物ねだりするのではなく、無いならないなりに用具の工夫をし拘縮の予防に努めること。ある物で、どのようにすれば安楽な姿勢になるか、予防に繋がるかを考える事が大事である。介護者と利用者様が互いに負担のない介助の方法、利用者様がどこまで出来るのかを見極める方法など、この研修で少しでも理解し、各施設で使えるところは使って行って欲しい。
〇各施設、コロナ感染により居室隔離が実施され、隔離解除後のADL低下があった。普段の介護者がどれだけ利用者様との関わりをもっていたか、その関わりが利用者様にどれだけリハビリになっていたか、実感した出来事であった。普段の介助が拘縮の予防や褥瘡の予防になっているんだ、ということを実感して欲しい。
【自己評価】
岡本先生の実技を含めた研修がとても分かりやすかった。車椅子上での除圧について質問した際に、「風船バレー」「ハイタッチ」「おじぎ」「握手」をするだけでも重心の移動で除圧になる事をうかがい、簡単な方法かつ利用者様とのコミニュケーションにもつながるなと思った。実技では実際にクッションを作ったり移乗を行い、ポイントを学ぶことができた。
【今後の課題】
〇研修内容を現場に伝え通常の介助の再確認と、用具が適正であるかの確認が必要。
〇必要以上に介助するのではなく、利用者様の力を借りた介助方法を見極め、双方に負担のない、その方にとってベストな介助を心がける。

※この研修内容を、施設の機能訓練指導員、非常勤の作業療法士とも共有します。
※褥瘡・排泄委員会主催の内部研修として、伝達研修も行います。
                       

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