お知らせ&スタッフブログ
令和6年5月21日 消火訓練
消火訓練とは・・・火災発生時に消防が到着するまでの間、従業員などの関係者が実施すべき通報・消火・避難誘導の活動の訓練をすること。
初夏を感じさせる強い日差しが降り注いだ5月21日、施設の協力防災業者様ご指導のもと消火訓練を行いました。
今回の訓練には、介護部9名や看護部・栄養部・事務部の各1名、そしてデュアル実習生1名が参加。
まずは、施設の消防設備について。
居室やホールには煙感知器や約70℃の熱を感知すると散水が始まるスプリンクラーが設置され、これによって火のまわりを遅らせることが出来ることの説明を受けました!
次は、通報訓練‼
実際に火災報知機を押し、火災通報専用電話機を使用しました。
この際、「施設名や住所」を確実に伝え、
「何階建ての建物で、何階から火災が発生しているのか」
また「何が燃えているのか」を分かる範囲で詳細に伝えることが大切で、
これを伝えることで、消防が火災状況に合った装備を準備し駆けつけることが出来るとのアドバイスを受けました!
次は、中庭で消火器を使用した消火訓練!!
実際の火災現場では火を見ると慌ててしまうため、訓練を通して消火器の使い方を習得しておくことが重要になってきます。
消火器の使い方のレクチャーを一人一人受けました。
① 黄色のピンを持つ。
② 黄色のピンを抜く。
③ ホースの先端を持ち、ホースを抜く。
④ ホースの先端を持ちながら構える。
⑤ 火元に向かって手前から掃くように消火!!
⑥ 火に見立てた看板が倒れたら消火訓練完了!
消火器使用の際は、白い煙で逃げ道が分からなくなる可能性がある為、使用前に逃げ道を確認することや、出入口から真っすぐ入り真っすぐ出る事を忘れてはいけないと学びました。
最後に放水訓練!
ホースを持ったときの水の威力に驚きながらも、しっかり構えて放水していました。
火災では、煙に巻き込まれてしまうことが多い為、火災発生時には素早く知らせ、素早く避難させることが重要で、避難誘導でケガ人を出さないようにすることがもっとも大切だと教えていただきました。
今回の消火訓練で学んだことをスタッフ全員で共有し、いざという時に冷静かつ適切な行動が出来るよう備えていきたいと思います。
事務部 鈴木